平成12年10月に作製し、同年の第37回 宗教
美術展に出展しました。
 素材は総白檀で、原木から初めて挑戦させて
いただき、ご本体は19.5Cm、全長は36.0Cmで
す。
 製作期間は約7ヶ月、非常に固く、重量感があ
り、製作中は白檀の香りが蔓延し、体に染みこ
む思いがいたします。
 仏様は、お香の香りが大変お好きで、時々切
りくずや粉をくべて、彫らせていただきましたの
でこんなに嬉しそうなお顔になりました。
 重い病に悩んでおられる方々にはどのように
映るでしょうか。
第22回仏像彫刻・想観と一門展(平成27年7
月24日〜7月29日に高槻市立展示館“けや
き”にて)が開催された。その時に小生は左
の薬師如来に次いで、二体目の如来立像を
展示させていただいた。今回のご本体は八
寸で桧で作製した。この作品は40数年来の
友人に、日頃の感謝を兼ねて寄贈させてい
ただくためのものである。
 作風をよく知る方から「今回のお顔は、こ
れまでのお顔と少し違いますな」といわれた。
 私の体調や気持ちの入れ方が弱くなった
のを見抜かれたのか・・・いやいやいい意味
で欲がなくなり、枯れてきたといいように理
解させていただきます。



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