『竹の根っこ』

 保育園の当時園長先生から「これいりませんか」と直径15Cmの『竹の根っこ』。

 逆さまにしたらすぐにひらめいた。
これは“螺髪”やで・・・と

 お釈迦様の仏頭を竹で挑戦することに。

 かなり厚みがあったので調子よく首の三道を彫っていたら“ブスー”とやっちゃった。

 「あらぁ、彫る前にレントゲン写真を撮っといたらよかった」。「貯金箱にしよか? これじゃバチがあたる」

 このまま仕上げることに・・・

なんだかギリシャ彫刻風のお顔に。
 
『瓢箪から観音様』

 平成18年暮れ、知り合いから“瓢箪”をくれる人がいるけどいらん? 「うーん」彫刻にむくかなー・・・しばらく考えていただくことにした。

 数日後、長さ80Cmもある“瓢箪”が2本 とにかくありがとう。

 置くところがなくて一旦しまい込んだが、せっかくなのでご披露するのに細工をした。

 細い穴開け機で、観音様の仏画のコピーを貼り付けて、その線状に穴を開けた。
 一見不思議と思えるように、どこから電球を中に入れるかが一苦労。

 結局、第14回仏像彫刻展に出させていただいた。

 これまた閉館時に館内の電気を消すと、幻想的に“瓢箪から観音様”が浮かび喜んでいただけた。